2015/09/14

【コラム】印象的な何かそういうお話。


イメージ。

昔、20歳の頃に、とある作家さんの本を初めて読んだ時に「んー、なんか微妙だったな」って思ったことがあった。

ドラマ化、映画化、アニメ化と結構有名な作家さんで、本屋とか行くとよく見かけたけど、「んーでもこの人合わなかったもんなー」って7年位ずっと避けてきていた。

今年に入って、たまたまその人の別の本読んだらけっこう面白くて、すでに5冊くらい読んでいる。

初対面の時に持った印象が覆るまで約8年、それも今年気まぐれで読まなきゃ一生再会することはなかったかも知れない。
8年経って、感性や考え方が変わったからこそ楽しめるってのもあるのかもしれないけれど。


人間関係も同じで、最初の印象が悪いとそれはなかなか変わらないし、そして「また会ってみようかな」って思う事は何年後かかも知れないし、一生ないかもしれない。
そもそも、会ってみようかって思ったら電話繋がらない事もありそう。


だから、最初が肝心!気をつけよう!!

って思考が終わるんじゃなく、何年後かに、何年後かだからこそ最良の友人になれることもあるのかもな、とか思うとちょっと救われるような、そんな気持ちになった今日この頃。

昔は、再会とか苦手だったけど、最近はちょっと楽しい時もあって、老いてきたなーとも思うのです。


はる

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