2013/01/25

小説を読む時の感覚


【読了】
【Amazon】神様のカルテ2/夏川草介


【読了】
【Amazon】神様のカルテ3/夏川草介


【読了】
【Amazon】ペンギン・ハイウェイ/森見登美彦


相も変わらず僕は小説の感想を、小学校低学年並の文章でしか書けないので多くは書かないですが、一応感想から。

神様のカルテ2と神様のカルテ3
神様のカルテ2と3は去年、1を読み終えてて、2が文庫で出たので購入して読みました。
泣いた(以上、感想)


3は単行本しか出てなくて、僕は文庫で買い始めたら文庫出るまで待つ派だったんだけど、2を読み終えて我慢できずに単行本で購入しました。
病院が舞台の小説は、命が深く関わってくるから、嫌な気持ちにもなることも割りと多いし、何より命について、死に際についてなんだかんだで考えさせられるね。

ただ、僕の大好きな海堂尊氏の「チーム・バチスタの栄光シリーズ」とは違って、ほのぼのとした部分も多くて、心が安らぐような、独特の文章で描かれてますね。
とか、評論とかよく出来ないので、気になる方はAmazonレビューでも見てくださいな。

ただ言えるのは、僕はドクトルと細君が大好きです。

ペンギン・ハイウェイ
「夜は短し歩けよ乙女」の著者、森見登美彦氏です。
なんか、森見登美彦さんの小説を読み終えるとBlogを書きたくなる。

「僕はBlogを書きたくなるのです。」

森見登美彦の世界はいつも不思議な世界。
すごく興奮することも、すごく悲しいことも、すごく嬉しいこともそんなにないんだけど。
ちょっぴり気になって、ちょっぴり悲しくなって、ふと笑いたくなるような、そんな物語。

小説を読むとき、皆さんはどんな感覚ですか?
僕は、僕の頭の中で、うっすらとその情景が浮かんでいます。
時にはすごく鮮明に浮かんできたりして、読み終えてからある小説のことを思い出そうとしたら、映像が浮かんできて「あれ?あれって漫画で読んだんだっけ?ドラマ?」ってなったことがあります。

文章を読むのではなく、物語を眺める感覚に近いのかな。
誰ともそんな話をすることがないので、もしかしたらこれが一般的な感覚なのかもですけど、皆さんはどうですか?

僕は、「文字を読もう」とすると途端に先に進めなくなります。

ペンギン・ハイウェイの中で描かれた、森と海と、アオヤマ君とお姉さんの柔らかくて大きなおっぱいとペンギンたち。

時に森見登美彦ワールドは僕の頭では追いつかない不思議な世界を作り出す。
だからなのかふと、「あー、森見登美彦読みたい」って思うのかもしれない。

ずっと終わらないようなほのぼのとした世界。ずっと終わってほしくないような、小学4年生の男の子のお話。

ふと、ノートを取り出して、何かを書きたくなりました。
代わりに僕はBlogに書いてるわけですが。


アオヤマ君、僕は世界の終わりの研究は出来ないけれど、世界が終わるまでブログを書き続けることにするよ。


「それはとてもいい事だね」

そんな声が聞こえて来そうな一日の終わり。


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